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呼吸器内科の特色

結核療養所からスタートした当科の歴史は古く,特に呼吸器感染症診療に最も力をいれています。ガイドラインに基づいた診療を行うだけでなく,当科から新たなエビデンスを作るべく,臨床研究にも力をいれています。最近では,静注アジスロマイシン,静注シプロキサン,イナビル,ラピアクタなどの臨床治験にも参加しています。その他当然呼吸器疾患全般の診療も行っています。呼吸器感染症診療や抗菌化学療法に興味をお持ちで,これらを中心に呼吸器全般を研修したい方にはお勧めだと思います。可能な範囲で研修スケジュールや内容も調整しますので,興味のある方はご連絡ください。

スタッフ紹介

川崎  聡
かわさき さとし
副院長/感染制御部長/呼吸器内科部長
日本呼吸器学会 専門医・指導医
日本感染症学会 専門医・指導医・評議員
日本化学療法学会 抗菌化学療法指導医・評議員
日本内科学会 認定医・総合内科専門医
ICD制度協議会 認定 インフェクションコントロールドクター
日本環境感染学会
臨床研修指導医
臨床研修プログラム責任者養成講習会 修了(研修プログラム責任者)
 
手塚 貴文
てつか たかふみ
呼吸器内科部長/感染制御室長/臨床検査科長
日本呼吸器学会 専門医
日本内科学会 認定医・総合内科専門医
ICD制度協議会 認定 インフェクションコントロールドクター
臨床研修指導医
 
青木 信樹
あおき のぶき
特任研究部長/嘱託医
日本呼吸器学会 専門医
呼吸器感染症ガイドライン作成委員(歴任)
日本感染症学会 理事(歴任)・評議員・専門医・指導医・
感染症対策相談窓口責任者・感染症治療ガイド作成委員会委員長
日本化学療法学会理事(歴任) ・評議員・抗菌薬臨床試験指導者・
抗菌薬使用のガイドライン改定作業委員長
日本内科学会 認定医
ICD制度協議会 認定 インフェクションコントロールドクター
日本医師会 認定産業医
日本病院会・日本人間ドック学会・
日本総合健診医学会 人間ドック認定指定医
日本環境感染学会 評議員、日本緑膿菌感染症研究会 運営委員
日本結核病学会
International Society For Infectious Diseases(ISID)
 

取得できる専門医

○日本呼吸器学会専門医 ○日本感染症学会専門医 
○日本化学療法学会抗菌化学療法認定医 ○ICD
などの専門医を取得できるように全面的バックアップをします.

取得できるスキル

細菌検査室の全面協力のもと,グラム染色を中心とした細菌検査の手技を取得できます。
呼吸器内科一般手技(人工呼吸器管理,胸腔ドレナージ治療,気管支内視鏡ほか).
また様々な研究会,学会への発表を積極的に行うように指導します.

呼吸器内科コース指導責任医師紹介

川崎 聡 平成5年 三重大学医学部卒業

取得専門医

日本内科学会認定医 総合内科専門医 指導医
日本呼吸器学会専門医 指導医
日本感染症学会専門医 指導医
日本化学療法学会抗菌化学療法認定医

受賞歴

第63回日本化学療法学会総会優秀演題賞(2015)
第9回日本化学療法学会学術奨励賞(2012)

業績集(論文・総説)

  1. JAID/JSC感染症治療ガイド2014.青木信樹.日本内科学会雑誌 2017;106(7):1440-1445
  2. 呼吸器感染症-わが国の透析患者の感染症はなぜ減らないのか.川崎 聡.透析フロンティア 2017;27(4):14-18
  3. ムコイド型、非ムコイド型肺炎球菌性市中肺炎の比較. 川崎 聡、青木信樹、田端 篤、本間康夫. 日本化学療法学会雑誌 2016;64(2):280-285
  4. 血液透析患者関連肺炎の実態と対策-肺炎球菌ワクチンも含めて 第61回日本透析医学会学術集会・総会シンポジウムより. 川崎 聡. 日本透析医学会雑誌 2016;49(12):802-805
  5. 呼吸器疾患-合併症の観察ポイントと専門医へのコンサルトのタイミング. 川崎 聡、青木信樹. 臨床透析 2015;31(2):149-158
  6. ムコイド型肺炎球菌による重症市中肺炎の1例. 川崎聡、青木信樹. 日本呼吸器学会誌 2015;4(4):303-308
  7. 流行性呼吸器感染症の基本的な考え方-年間動向を見据えた診療の心がまえ. 川崎 聡、青木信樹. 感染と抗菌薬 2014;17(1):48-55
  8. 肺炎(肺炎球菌ワクチンを含む)-透析患者における感染症対策-標準化と個別化. 川崎 聡、青木信樹. 臨床透析 2014;30(7):874-884
  9. A study of the management of acute respiratory tract infection in adults: Yamamoto-Y, Ohmich-M, Watanabe-A, Niki-Y, Aoki-N, Kawai-S, Chida-K, Mikasa-K, Seki-M, Ishida-T, Kadota-J, Matsuse-H, Fujita-J, Kohno-S. The Japanese Journal of Antibiotics 2014;67(4):223-232
  10. 被災したエノキダケ栽培工場の復旧ボランティアに集団発生したorganic dust toxic syndromeの臨床的検討. 川崎 聡、島岡雄一、石田卓士、小林 理. 日本呼吸器学会誌 2012;1(4):287-293
  11. Nationwide survey on the 2005 Guidelines for the Management of Community-Acquired Adult Pneumonia: Validation of severity assessment. Watanabe A, Goto H, Kohno S, Matsushima T, Abe S, Aoki N, Shimokata K, Mikasa K, Niki Y. Respiratory investigation 2012;50(1):14-22
  12. Nationwide survey on the 2005 Guidelines for the Management of Community-Acquired Adult Pneumonia: Validation of differentiation between bacterial pneumonia and atypical pneumonia. Watanabe A, Goto H, Kohno S, Matsushima T, Abe S, Aoki N, Shimokata K, Mikasa K, Niki Y. Respiratory investigation 2012;50(1):23-32
  13. Nationwide surveillance of bacterial respiratory pathogens conducted by the Surveillance Committee of Japanese Society of Chemotherapy, Japanese Association for Infectious Diseases, and Japanese Society for Clinical Microbiology in 2009: general view of the pathogens' antibacterial susceptibility. Watanabe A, Yanagihara K, Matsumoto T, Kohno S, Aoki N, et al Journal of infection and chemotherapy 18(5):609-620
  14. Nationwide, multicenter survey on the efficacy and safety of piperacillin for adult community-acquired pneumonia in Japan. Yamamoto Y, Watanabe A, Goto H, Matsushima T, Abe S, Aoki N, Shimokata K, Mikasa K, Niki Y, Kohno S. J Infect Chemother. 2012;18(4):544-51
  15. 有機粉塵による呼吸器疾患 急性期が過ぎた後に顕在化してくる病態. 石田卓士、島岡雄一、川崎 聡、小林 理. 内科 2012;110(6):1008-1010

 

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